ホワイトホワイトの石井院長が、審美歯科治療を成功させるための考え方やポイントに焦点をあてた記事を発信しています。審美歯科治療の種類やメニューなどではなく、一歩つっこんだチェアサイドの現実的な感覚、治療する側される側、双方の参考にしてください。
→プロフィールを詳しく見る

芸能人の白い歯の秘密とは 

カテゴリ:芸能人 

今回は芸能人の白い歯にはどんな秘密が隠されているのか、解説していきます。

芸能人のような白い歯にする時、ホワイトニング、ラミネート、オールセラミックの3つの選択肢があります。それぞれどれを選ぶかは、モデルさんや女優さんがどの程度の白い歯を求めるのかによって決まります。

具体的には【B1~A1】の白さを希望する方はホワイトニング、【W1~W2】の白さを希望する方はラミネート、【W0~W2】の白さを希望する他に歯並びや歯の形を直したい場合はオールセラミックをおすすめしています。ちなみに歯の形は角を丸くしたり角ばらせることができるのですが、モデルさんは歯の形を丸く、俳優さんは角ばった形にすることが多いです。

それぞれの施術方法についても、芸能人の方は異なります。

ホワイトニングは基本、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせます。通常は、ホームホワイトニングのジェルを10%の濃度で1日1時間1回とオフィスホワイトニングを3回行うコースです。一方芸能人はより白い歯にしたいので、ジェルの濃度は20%で1日30分を2回、オフィスホワイトニングは4〜5回行うことが多いです。ジェルの濃度も濃く、オフィスホワイトニングの回数も多いのでやはり仕上がりの歯の色に差が出ます。

ラミネートでは接着剤自体にも違いがあって、芸能人の方はかなり白い、通常のものとは違うものを使用します。これは撮影の時のライティングの光で白い歯が輝くようにするためです。また、本数にも違いがあって、一般の方は上の3−3もしくは上下3−3の治療のみで白さの限界値はだいたい【B1~A1】です。一方芸能人は上下4−4、5−5で治すことがほとんどなので白さの限界値は【W1~W2】まで上げることができます。

同様にオールセラミックでも本数が白い歯の違いです。一般の方は2−2、3−3でセラミックにして【B1~A1】の白さにする人が多いですが芸能人はラミネートと同様に上下4−4、5−5を治して【W0~W2】まで白い歯にする人が多いです。

最後に芸能人の方の歯を治す時に特に注意していることについてお話しします。芸能人は歯がアップで映る撮影などがあり、その日までに歯の治療が完全に間に合えば問題はないのですが、どうしても仮歯の状態で撮影しなければならない状況も出てきます。

例えば周りの歯はホワイトニングで、一部仮歯で治している場合について考えてみましょう。仮歯のプラスチックは取り付けた時B1だったとしても色落ちするものですので1週間くらい経つとB2まで変化します。しかしホワイトニングをしている周囲の歯は仮歯をつけた時はB2でも徐々に漂白が進んでいくので1週間くらい経てばB1まで白くなります。そうすると1週間後には色の差ができて違和感が生まれます。

ですので、このような状態の日に撮影が重ならないよう、芸能人の歯を治す時は収録のタイミングを確認して色の変化を予測することが重要となります。そして、歯の色がぴったり合うように、治療スケジュールを立てています。

芸能人の白い歯には計算され尽くした秘密が隠されているのです。