ホワイトホワイトの石井院長が、審美歯科治療を成功させるための考え方やポイントに焦点をあてた記事を発信しています。審美歯科治療の種類やメニューなどではなく、一歩つっこんだチェアサイドの現実的な感覚、治療する側される側、双方の参考にしてください。
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芸能人の歯科治療

カテゴリ:セラミック治療, マウスピース矯正, 芸能人 

芸能人の方々の歯科治療をする場合、一般の患者さんと少し違う考えかたをする状況があります。
まず、歯の白さのレベル設定がより白くなります。
テレビカメラや写真撮影を前提としているので通常の場合よりかなり白く仕上げないと歯の白さの印象がでません。

もともとの歯より白く仕上げたいのですが、一部分だけ白いと浮いてしまうので当然治療本数も多くなることもあります。
通常のシェードガイドでB1くらいが自然な白さなのですが、W2くらいのスーパーホワイトを使うことが多いですがさらに白い歯のキャラクターをだしたい時はW0まで白くします。

また、アイドル系の芸能人の方々の矯正治療の場合は矯正装置がつけられないので、ほとんどのケースでマウスピース矯正をおこないます。
マウスピース矯正だけでは完全に治せない場合はセラミック治療も併用します。
本人のイメージを大幅に変えたくない場合は例えば片方の八重歯だけをわざと残して周りの歯の歯並びだけを綺麗に整えたりします。
また、笑った時に歯茎の見える幅をコントロールするために電気メスで歯のすその歯茎を切除する術式もあります。

雑誌の表紙にアップででるモデル系の芸能人の方々の場合などは、歯が白く綺麗なことはもちろん、さらに左右の歯並びの対称性が重要になります。
カメラを右から向けても、左から向けても顔が線対称に見えないと雑誌サイズのアップには耐えられません。
歯並び自体がゆがんでる場合は歯列弓とよばれる歯並びのアーチを整えます。
ゆがみをとる方向に歯の位置を調整しながら正中の位置を顔の中心線にあわせます。
左右の歯並びの高さにずれがある場合は顔全体が傾いて見えるので咬合の高さからそろえていきます。
咬合平面と呼ばれる歯の高さの平面を左右の目を結んだラインに平行にします。

これらの治療方法は芸能人の方々のご要望に真剣に向き合うたびに積み重ねられたものですが、一般の方々の治療時にも応用されることがふえてきています。
より美しい仕上がりを求める強いご希望は私にとっても同じ目標を達成するための励みとなっています。