不整咬合の程度によってマウスピース矯正で治療できる場合とワイヤー装置を着けた矯正でなければ治療できない場合があります。

マウスピース矯正の適した症例については、こちらの記事もご参考ください。
マウスピース矯正の適した症例【続編】

どちらの方法でも歯を並べるためのスペースを確保することが必要ですが、スペースが極端に足りない場合は、歯を抜くことによりスペースをとります。このような抜歯症例の治療はマウスピース矯正では治すことはできません。

マウスピース矯正の場合、歯と歯の間のコンタクトポイントを紙の厚さ程度削ってそのスペースを利用して歯をならべます。さらに臼歯部を側方拡大して歯の並びのアーチを広げてスペースを確保します。

これらの方法で得たスペースの量で並ぶ範囲内の歯列不整の場合にマウスピースを使って治療することができます。

また、マウスピース矯正の場合主に前歯を並べる治療となります。そのことを逆に応用し、奥歯まで治そうとすると抜歯症例となりワイヤー治療の適応症になる場合でも治療部位を前歯にしぼり審美的な治療を目的とすることでマウスピースで歯列を整える治療ができる場合もあります。

_w8a0082 よくある症例で犬歯が頬側転移し八重歯といわれる状態の場合、アイドルのかたなどはあえて八重歯を残し、2番から2番の4本だけをきれいにならべたりします。

個人のキャラクターとして八重歯は残し、前歯のずれや傾きなどを修正して顔の中心軸とあわせることにより驚くほど整った感じになります。特にアップで写真などを撮ったときなど、歴然と違ってきます。

マウスピース矯正の歯の動きとしては、上下や回転移動より、出したり引っ込めたりの移動のほうを得意とします。どちらかというと出っ歯や反対咬合より、乱杭歯のような上下のあごのずれが少ない症例にむいています。状態によってはゴムなどを併用することもあります。
また、マウスピース矯正をしながらホワイトニングジェルを使うことにより、歯並びを整えながら歯の色を白くすることができます。この方法は仕上がりも美しく、同時に二つの治療効果を得られるのでおすすめです。歯並びが整うのと同時に歯の色も白くしてしまおうということです。

マウスピース矯正の利点としてもう一つワイヤー矯正と違うのは治療の終了点を術者ではなく患者側が決められることです。例えば下の前歯はそろそろ終了にして、上の前歯だけもう少し整えたいなどの期間的な調整が可能です。

ワイヤー治療の場合は術式的に終了点が決まっているので、途中でやめることはできませんがマウスピース矯正の場合途中での終了や、反対に追加も可能です。

マウスピース矯正 16ステップ

出っ歯による口もとの突出感、前歯の隙間が気になるとのことでご来院されました。
上の前歯が横から見ると斜めに生えていましたが、傾きを少しずつ調整して内側に入れることでいわゆる「出っ歯」の状態を改善していきました。
また、隙間を埋めることで食べ物が挟まるわずらわしさもなくなり、美しい口元に整いました。
仕事柄、矯正治療中ということがわかるワイヤー矯正は避けたいとのことで、目立たないマウスピースでの矯正を選択されました。
術後は見た目がきれいになるのと共に、上下の歯のバランスも良くなり、前歯での食事も取りやすい状態に変わりました。

治療期間 1年4か月

治療費用 ¥896400

担当Dr 石井

※自由診療。治療期間、費用、施術の流れ、仕上がりに関しては個人差があります。
副作用(リスク):つけ始めにマウスピースの違和感を感じることがあります。

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