今回はホワイトニングとセラミックでは白さがどう違うのか、そして治療本数によって白さの限度がどう変わるのかについて解説いたします。

 

まず、ホワイトニングとは歯の中にある色素を分解して白い歯に仕上げていく方法です。この時の白さはシェードガイドのA1、B1まで上げることができます。

 

 

一方、セラミック治療とはそのものの歯を削り上からかぶせものをして歯そのものの白さ以上に白い歯にすることができる方法で、W3,2,1,0といった白さまで仕上げることができます。

 

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これを当院では「スーパーホワイトセラミック」と命名しました。そのくらいとても白い歯にできます。

 

治療を行う場合、一般的に「笑った時に見える上下3−3の歯を白くする」のが基本です。

上下6本全てをセラミックにできればほぼ問題はないのですが、その分費用の面などで負担が大きいのも事実です。

そこで多くの場合ホワイトニングとセラミックを組み合わせ、予算に合わせた白さの度合いを調整するのです。

注意が必要なのは、ホワイトニングで白くすることができる限界とセラミックの白さは別物ですので、極端に色の変化をつけてしまうと違和感が生じてしまうことです。いかに自然で違和感なく白い歯に仕上げられるかバランスが大切です。

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先ほども紹介したいように、どれだけホワイトニングで白くすることができたとしてもA1,B1が限界で、その色に対してどこまでだったら違和感がないのかを考えなければいけません。

そのため、トータルでお口全体の色のバランスを考えた白い歯に仕上げ方る事が重要となります。

 

バランスを考える上でポイントとなるのが3番目の歯、犬歯です。

犬歯はもともと厚さが分厚いため、他の歯に比べて色が濃いという特徴を持っています。ホワイトニングでも白い歯になりにくい歯と言えます。

そのため、3ー2の間の色の変化は2−1に比べるとそこまで目立ちません。

その理論を利用すると、次のような組み合わせなどが良いと思われます。

 

パターン1:全体をホワイトニングでA1かB1まで上げる。上の歯の2−2をセラミックで「W3」の白い歯にする。

 

また、上下の差を気にしなければ、3−3までセラミックにすることでかなり白い歯にすることができます。

パターン2:全体をホワイトニングでA1かB1まで上げる。3−3をセラミックで「W2」の白い歯にする。

 

前歯の1−1のみをセラミックにする場合、1−2の色の変化が目立ちやすいためスーパーホワイトセラミックは使えないので注意が必要です。

パターン3:全体をホワイトニングでA1かB1まで上げる。1−1をセラミックで「B1」の白い歯にする。

 

以上のパターンがホワイトニングとセラミックを組み合わせて最大限の白い歯にする場合のパターンです。

まとめると、本数を増やせば扱える白さの上限も上がるということ。また、3番目の犬歯はもともと色が濃いことに注目して1−1のみの治療ではスーパーホワイトセラミックは使えませんが、2−2を治療する場合には使えるということです。

 

いかがだったでしょうか。

ホワイトニングでどのくらいまで白くなるかには個人差もあります。

今回の内容を踏まえて、白さの限度に合わせた組み合わせを選ぶことが大切です。